映画仮面ライダーに出演する鈴木福さん
仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ大好き!な鈴木福さん

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は、2021年4月に放送開始50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズと現在放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」で45作品を数える「スーパー戦隊」シリーズのWアニバーサリー作品です。セイバー、ゼンカイジャーをはじめ、歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊がシリーズの垣根を超えて共闘し、ヒーロー誕生の秘密に迫る物語が描かれます。

 

CHANTO WEBでは、本作に物語の鍵を握る“謎の少年”役で出演している鈴木福さんにインタビュー! 両シリーズの大ファンである鈴木さんに、仮面ライダー、スーパー戦隊の魅力や出演が決まったときの心境、撮影時の裏話などを教えてもらいました!

バイクが好きな鈴木さんにお父さんがすすめてくれたのは……

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』集合写真

 

「スーパーヒーロー戦記」製作委員会

©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

©︎2021 テレビ朝日・東映 AG・東映

 

—— 鈴木さんの仮面ライダー愛は、いろいろなところで拝見しています。シリーズにハマったきっかけは覚えていらっしゃいますか?

 

鈴木さん:

小さい頃からバイクに興味がありました。「バイク、かっこいいな」と思っていたら、父から「仮面ライダー電王」をすすめられて観たのが最初だったような気がします。印象的だったのがオープニングです。デンライナーが“ドーン”って出てきて、仮面ライダー電王がバイクに乗って登場します。「これ、すごいかっこいい!」と興奮したのを覚えています。

 

—— ごっこ遊びなどはしましたか?

 

鈴木さん:

戦いごっこをしていたのは仮面ライダーナイトです。小さい頃のごっこ遊びは「スーパー戦隊」シリーズのほうが多かったかもしれません。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』とかすごく好きで、ロボや変身グッズでよく遊びました。友達と一緒に遊ぶときは仮面ライダーの戦いごっこだった気がします。

 

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』場面カット
「スーパーヒーロー戦記」製作委員会

©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

©︎2021 テレビ朝日・東映 AG・東映

 

—— どんなキャラクターが好きでしたか?

 

鈴木さん:

理由はよく分からないけれど、スーパー戦隊だったら、レッドとかブルーとかメインではなく、グリーンやブラック、ゴールドやホワイトなどに目が行きがちでした。仮面ライダーならサブライダーを好きになる傾向があります。それは小さい頃も今も変わりません。

 

—— 今でも両シリーズが大好きとのことですが、作品の楽しみ方に変化はありますか?

 

鈴木さん:

小学生くらいで観なくなる子もいますし、僕のようにずっと観続ける子もいます。僕は最近になって、より熱がアツくなってきて、どんどん好きになっています(笑)。小さい頃とは着目ポイントが変わってきました。例えば、小さい頃は戦闘シーンが好きだったので、繰り返し観るときはドラマ部分を飛ばして、戦闘シーンばっかり観たいと思っていました。でも、今は、ドラマのシーンが楽しいと思うようになりました。

 

—— 過去の作品の新たな魅力を発見したりすることもあるわけですね。

 

鈴木さん:

そうなんです! 最近は劇場版をよく観ているのですが、自分の記憶が蘇ると同時に、当時あまり興味が少なかったドラマ部分にハマり、改めて物語の深さを実感することもよくあります。

 

例えば、『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』は、話が難しくて理解できない部分も多かったし、ラブストーリー要素も強くて、当時はピンと来なかったんです。でも、今の年齢で見ると「そういうことだったのか」と分かることもあって、おもしろいなと思うこともよくあります。

 

仮面ライダーはキッズ向けの作品なので、子どもに分かる発信をしているけれど、観る年齢によって感じるものが違うことは僕自身が実感しています。最終回に向かっている「仮面ライダーセイバー」も話がちょっと難しくなっていると感じる子どもたちがいるかもしれません。でも、何年か後に見返して分かるおもしろさもあると思っています。年代別の楽しみ方があるのもシリーズの魅力です。

 

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に出演する鈴木福さん
「スーパーヒーロー戦記」製作委員会

©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

©︎2021 テレビ朝日・東映 AG・東映

 

—— 謎の少年役で作品の中に入った感想を教えてください。

 

鈴木さん:

「仮面ライダージオウ」で出演経験はあるのですが、あのときは本当にワンシーンだけでした。今回は、撮影中はもちろんですが、撮影前から気持ちが昂って、心の底から「あーーー、本当に最高!」という気分で過ごしていました。幸せな時間でした。