きゅうりのビタミンCを取りたいなら…
きゅうりをよりおいしく食べるレシピが登場しましたが、そもそも“きゅうり”にはどのような栄養が含まれているのか気になるところ。7月放送の『あさイチ』(NHK)では“きゅうりにまつわる噂”を徹底解明していたので、さっそく見ていきましょう。
10年前にきゅうりから「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素が発見されたことで、一時期話題になった「きゅうりダイエット」。「きゅうりを食べれば痩せる」と考えていた人も多いかもしれませんが、高崎健康福祉大学農学部の松岡寛樹教授によると“ホスホリパーゼは体についた脂肪を分解したり、食べて痩せたりする効果は期待できない”とのことでした。
さらにネット上では「きゅうりのビタミンCは食べても意味がない」という噂も。ここで重要となるのが、きゅうりに含まれる酸化酵素「アスコルビナーゼ」です。アスコルビナーゼはビタミンCの酸化を促進する効果があり、きゅうりを切ることで働きが活発に。そこでなるべく働きを抑える方法として、同番組では“酢や酢の入ったドレッシングをかけること”をすすめていました。
きゅうりの味を堪能したい時は、今回紹介したきゅうりレシピをぜひ参考にしてみては?
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文/内田裕子