子どもが秘密や悩みを抱えた場合は?
内緒話を言いふらす子どもをフィーチャーしましたが、子ども自身が秘密や悩みを抱えた時はどう対処するべきなのでしょうか?
以前放送された『ウワサの保護者会』(NHK)では、“いじめに悩む子ども”を特集。同番組は、問題点として“いじめに悩む子どもが親に相談できない”理由を追求しています。
番組によれば、人間関係に悩んでいた女子は忙しい母親にこれ以上負担をかけたくないという思いから相談できなかったそう。
女子の悩みを聞いた専門家・須永祐慈さんは「ストレスがたまっている時は、コップの中に水が8割くらい入っている状態。しかし子どもとしては『まだ大丈夫』という認識を自分でしてしまう」とコメント。また“コップの水が溢れるまでは周りの人に相談できない”と自身の見解を語っていました。
秘密ごとに対する捉え方は子どもによって様々。親として秘密ごとを聞いたり話す際は、様々な可能性を予測しながら対応していきたいですね。
文/牧野聡子