バルト9・島田さんに訊く!映画館の感染症対策

バルト9・島田さん

では、実際に映画館ではどのような感染症対策をしているのでしょうか。映画館では全興連のガイドラインに基づき、密にならないように距離をとって座席の間隔を空けること、消毒液を設置すること、来場者や従業員の検温をすることなどを徹底し、さらに新宿バルト9では、お客様が触れる場所に抗菌・抗ウイルスコーティングを施し、より安心安全をお届けしているそうです。

 

館内のいたるところに設置されている消毒液

現在、映画館で予約ができる座席は、全体の半分。1席ずつ空けて座るスタイルを取っています。検温には2台のサーモグラフィーを使用し、37.5度以上の方が通過するとアラートでお知らせしてくれます。アラートが出てしまったら、個別に改めて体温測定するという対策を取っています。

 

来場者はサーモグラフィーで検温!

幕間の清掃には、感染症対策として“徹底した消毒”が加わったそうで、「座席の肘掛などはもちろんのこと、自動券売機の画面、エレベーターのボタン、エスカレーターの手すりなど、お客様の手が触れやすい場所はこまめに消毒しています。幕間だけではなく、気づいたら消毒という感じで、以前より清掃(消毒)の回数は増えました」と教えてくれました。

 

飛沫対策のビニールシート

 

スタッフさんたちの感染症対策としては「出勤前に検温を行うこと。そして、マスクの着用を基本とし、チケット売り場のスタッフは手袋を着用しています。さらにアクリル板を設置してお客様との距離を保てるようにしています」とのこと。さらに「フード&ドリンクのお渡し時には手袋を着用し、こちらにもお客様との間には飛沫対策としてビニールシートを設置しています」と説明してくれました。