大ヒット公開中の映画『東京リベンジャーズ』が、暑い夏を盛り上げています。4月にテレビアニメの放送がスタートすると、原作マンガ『東京卍リベンジャーズ』の累計発行部数も急上昇!マンガもアニメも実写映画もそれぞれの魅力でファンの心を掴んでいます。
ヤンキー×タイムリープ
映画『東京リベンジャーズ』
実写映画では、ヘタレ男子のタケミチが人生唯一の彼女・ヒナタを救うため、アツい仲間と共に“現在”を変える“リベンジ”の物語が描かれます。不良だった高校までの絶頂期から一変、今はぼろアパートに住むダメフリーターとしてどん底生活を送っているタケミチは、ある日ニュースで、人生唯一の彼女だったヒナタが、事故に巻き込まれ命を落としたことを知ります。
事件を知った翌日、タケミチは駅のホームで何者かに背中を押され線路に転落。すると不良学生だった10年前にタイムリープ。ヒナタを救うため、そして逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは警察も手に追えない最凶の組織“東京卍會(通称:トーマン)”に挑みます!
金髪から黒髪へ。トーマントップのマイキーに何が?!
北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮。人気実力派俳優が集結。人気漫画の実写化には賛否両論がつきものですが、本作は、どのキャラクターもビジュアルの再現度が高い!と好評です。
なかでも、他者を寄せ付けぬ喧嘩の強さ、仲間を大切にする優しさ、そして“東京卍會”という巨大組織を束ねるカリスマ性を併せ持ち、トーマンのトップに君臨するマイキーは、「吉沢亮がマイキーを演じなかったら、この作品は成立しなかった」とプロデューサーが語るほど、実写化にあたり鍵を握るキャラクターです。
現代と過去ではまったく違う顔を見せるマイキー。高校時代は金髪で、普段は飄々としているけれど、小柄ながら「無敵のマイキー」の異名を持ち、不良集団・東京卍會の総長を務めています。
現代のマイキーは黒髪で、首元にはドラケンのトレードマークである“龍のタトゥー”、その表情からは、過去で見せていた輝いた笑顔は一切なく、冷酷で、感情を表に出さないおぞましさを漂わせています。警察も手を出せない、ヤクザさえも恐れる一大巨悪組織となってしまったトーマンそして、マイキーの過去に何があったのかも、本作の大きな見どころです。
吉沢亮&山田裕貴、二人の出会いと役作りを語る!
プライベートでも仲が良いという“東京卍會”の“無敵”の総長・マイキー役の吉沢亮さんと、“熱き”副総長・ドラケン役の山田裕貴さん。劇中の最強コンビは、浴衣姿で大ヒット御礼舞台挨拶に登場。
二人の出会いについて「僕は戦隊出身で彼がライダー出身で、舞台挨拶が一緒だったときにメイク部屋で隣になりました。思わず“ものすごいイケメンですね”って言ったんですけど、普段から言われすぎているせいか、本人は覚えていないそうです(笑)」と明かした山田さん。これに対し吉沢さんは「はい。(イケメンと)言われすぎて、印象に残ってないです(笑)」とまったく否定をせず、会場を笑わせていました。
一方の吉沢さんが覚えていることは「打ち上げでほぼ初対面にもかかわらず、かなりディープなキスをしました」だと告白。衝撃で静まり返る会場に向かって山田さんが「その後、別の作品でキスシーンがあったのですが、“僕たち初めてじゃないんです”と伝えたらすごく驚かれました(笑)」と後日談!?を明かす場面も。
すると吉沢さんが「お芝居に対する熱量や人への愛情のようなものが深いというのは、キスしたときから分かっていました……」と続けたところで、山田さんが「そこを掘り下げたら変な話になっていくから!」と慌てた様子を見せ、会場を笑いに包むコンビネーションを見せていました。
ドラケンの特徴的な髪形を地毛で再現した山田さんは「原作ファンの方にとってはすごい重要なことなので、きちんと寄せてからがスタートだなと思っていました」とコメント。吉沢さんは「金髪のマイキーはカツラですが、黒髪は地毛です。地毛という点では黒髪マイキーに注力しました(笑)。冒頭に登場する黒髪マイキーの衝撃に備えてください!」と黒髪マイキーの破壊力をアピールしていました。
さらに、マイキーの象徴と言えるハイキックシーンについて「原作よりもアクロバティックな動きになっています」と説明した吉沢さん。山田さんはマイキーとドラケンの身長差を表現するために15㎝のインソールをブーツに入れてアクションをしていたと役作りへのこだわりを明かしていました。