家族みんなで映画館に行くのが好きという山口さん

 

「きかんしゃトーマス」の劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!』で、トーマスはイタリアへ仕事に向かうことに。

 

CHANTO WEBでは、トーマスがイタリアで出会う女の子機関車のジーナを演じた山口もえさんにインタビュー! ジーナ役が決まったときのご家族の反応や演じた感想について、さらに舞台となるイタリアのお話、3人のお子様を持つ働くママの日常、そして、旦那さんとの子育て連携術のコツなど、たっぷりと語っていただきました。

 

—— イタリアをこよなく愛する情熱的な女の子機関車・ジーナを演じた感想を教えてください。

 

山口さん 

すごく難しかったです。ジーナという役はセリフが多い役なのですが、そのセリフも、小さなお子様が映画を観てもお話の内容がわかるように説明する役で。さらに、ジーナの特徴でもある早口でそこに感情を入れてと、役へのリクエストがたくさんあったので、頭がぽわっとなるときがあって、最初は本当に大変でした。

 

—— すごくかっこよかったです。いつもの山口さんのやわらかく、ほんわかした雰囲気とは違ったので、少し驚きました。

 

山口さん 

ありがとうございます! 初日の収録でうまくいかなかったところも、監督のアドバイスを参考に後日挑戦したら、「生まれ変わったかのようにすごくいいです」ってすごく褒めていただけて安心しました。

 

©︎2020 Gullane(Thomas)Limited.

 

—— 具体的にはどんなアドバイスだったのですか?

 

山口さん 

セリフの言い方はもちろんのこと、ジーナの口や動きに合わせながら、他のキャラクターとのバランスもあるので、本当に細かく丁寧に演出していただきました。ひとつひとつ丁寧に、まるでブロックを組み立てていくような感覚でした。

 

—— 映画で声優をやるのは初とのことですが、出演が決まったときのご家族の反応はいかがでしたか?

 

山口さん 

家族全員が集まっているときに「発表があります!」って報告しました。「ママが、トーマスの映画に出ることになりました」と伝えたら、全員が驚きながら「えーーー! 何の役〜??」ってすごく盛り上がりました。家族揃って映画館で観るのをずっと楽しみにしています。私はちょっとドキドキですけれど。

 

—— トーマスがイタリアについて間違ったことを話すと、怒ってしまうというジーナですが、いつものママの雰囲気とはちょっと違うので、驚くのではないでしょうか。

 

山口さん 

家ではいっぱい怒っているので驚かないと思います。3歳まではとにかくいっぱい愛情を注いであげるのが良いというので、2歳の子に対して怒ることはほとんどないですけれど。それでも机の上に乗ったりして「危ないな」と思ったら、怒りますよ。結構怖いって言われます(笑)。