更新日2018-10-02
インフルエンザが流行し猛威を振るうこのシーズン。お正月休み明けもウイルスに負けない体をつくり、この冬を元気にのりきりましょう!
監修:清益功浩さん
京都大学医学部卒業。医学博士。日本小児科学会認定専門医。日本アレルギー学会認定専門医・指導医。メンタルヘルスマネジメントをはじめ多岐にわたる資格を持つ。
インフルエンザを予防する生活習慣
規則正しい生活習慣がインフルエンザ予防にいちばん効果がある!
空気が乾燥し、気温が低下する冬は、インフルエンザなどの感染症にかかりやすい季節。インフルエンザ予防にはワクチンの接種も大切ですが、そのベースには、規則正しい生活習慣が必要だと清益功浩さんは言います。
「インフルエンザなどの感染症の対策は大きく分けて2つあります。1つ目は、『ウイルスの侵入を防ぐこと』、2つ目は『侵入したときでも感染しにくいような抵抗力をつけること』です。まずは手洗い、うがい、温湿度などの環境を整えることが基本です」
そのうえで、感染しにくい体をつくるために重要なのが、生活習慣を改善すること。
「規則正しい生活を送れば、免疫力のアップにつながり、インフルエンザはもちろん、ほかの感染症の予防にもなります」