子どもに考えさせる「間」も絶妙な授業
他にも小島さんは算数の授業を通して、プログラミング言語に多く登場する「0」についての解説動画をアップ。まずは視聴者に対し、「10まで数かぞえてみて」と投げかけています。こう言われるとほとんどの人が1~10を数えると思いますが、彼は「それでいいんだけど…」とやんわり否定しました。
「忘れ去られている」と小島さんが指摘する数字は「0」です。ものの数をかぞえるときや、長さを測るときなどに0を意識することはありませんよね。
そこで彼が0を実感させるために取り出したのは、学校でも使うようなごく普通の定規。長さを測るときに0を意識することはないものの、定規にはしっかりと0が印字されています。
また指を折って数えるときに、こぶしを握った“グー”の状態を小島さんは「無意識のうちに0を作ってる」と解説。様々なたとえ話を使いながら、「0を知ればもっと算数が楽しくなる」と伝えてくれました。
算数の熱い授業に視聴者からは「大人になった今でも、0についてこんなに深く考えたことはなかった」「子どもの頃の自分に聞かせたい」といった声が上がっています。
ちなみに同動画では、小島さんが「Tシャツを着て動画を撮るようになった理由」についてカミングアウト。実はママやパパたちから「授業は見せたいんだけど…」という意見が届いたそうで、現在では全ての動画でTシャツを着用しています。