男女の“採用比率”は重要!?

職場が男性ばかりで肩身が狭くても、せめて“女性も活躍できるような職場”であってほしいもの。では実際に、どのような会社が女性が活躍できる場と捉えられているのでしょうか?

 

エン・ジャパン株式会社は、以前「『女性活躍推進』実態調査」を実施。9241名を対象に、「これまで働いてきた会社で“女性が活躍している”と感じたことはありますか?」と質問しました。

 

調査の結果、「はい」と答えた人は59%。理由をたずねたところ、最も多かったのは「女性の管理職や役員がいる」の54%でした。また他にも、「男女共に同じ仕事を任されている(34%)」「評価基準が男女平等(18%)」などの回答がランクイン。男女分け隔てなく扱っている会社は、女性の活躍もしやすいようです。

 

一方で“女性の活躍を感じない”と答えた人たちに理由を聞くと、「女性の採用比率が少ない(31%)」「女性社員の定着率が低い(25%)」といった回答が。女性の活躍を感じられるかどうかは、職場の“女性社員数”が少なからず影響しているのかもしれません。

 

とはいえ、職場に女性がほとんどいない職場でも、働きやすい環境に整える工夫はできるはずです。働きづらさをそのまま放置してしまうのは残念なこと。周囲の人たちとうまくコミュニケーションを取って、できるだけ“居心地の良い職場環境”を整えていきたいですね。

 

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文/河井奈津

参照/エン・ジャパン株式会社「『女性活躍推進』実態調査」https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/10751.html