エステ専門業界紙の編集者という経歴ならではの目利きで、数々のエステやスパ、化粧品を試してきたという美容家・馬場さおりさんによる連載。

 

育児に仕事に子育てに…と忙しいママは、つい“自分ケア”が後回しになりがちですが、そんな状況だからこそ頼れるコスメをピックアップ。

 

リアルに比較したからこそ「本当におすすめできる」アイテムを、わかりやすいイラストとともにご紹介します。

vol.14 美肌主義?美白主義?【目的別】私的No.1なUV下地

紫外線が本気を出すシーズン到来。うっかりUV対策を忘れると、一気に肌老化が進行するから要注意!

 

特に子どもとの公園タイムは紫外線との戦いの場です。

 

日焼け止めに、日傘に、帽子に、サングラスに、UVカット衣類……。

 

もちろん対策は大事!大事、だけれども!!

 

ママ友に会う公園ですもの。

 

「キレイで余裕ある感じでいたい」という欲もあるはず。

 

そこで登場するのが、2つの化粧下地です。

 

下地に1番求める効果によって、おすすめアイテムが変わります。

 

さて、あなたはどっち?

 

「紫外線対策はしたいけれど、美肌見せしてナンボ!」 という方はADDCTIONの『プライマーアディクション』が激推し。

 

大人肌のメイクが崩れる原因って、油分と水分バランスの崩れが大きいのですが、これはそのバランスを整えてくれる効果があるのです。

 

「皮脂がめっちゃ出る」 「乾燥する気がするのに、Tゾーンはテカる」

 

なんて悩みがあるなら、これを使ってみて。使えば使うほど、メイク崩れの悩みが飛んでいくはず。

 

また、ファンデを肌に引き寄せるかのごとく、ピタッと密着するから化粧した感のない素肌っぽい美肌づくりができます。

 

ただしSPF12PA+と紫外線対策レベルは弱めなので、SPF20PA+以上のファンデと組み合わせるのが大切(と言っても、ほとんどのファンデはそのくらいのUVケアレベルあります)。

 

そして、「とにかく美白を死守したい!」という美白至上主義の方には…

『BRIGHT AGE』のリフトホワイトUVベースCC。 これ以外考えれないくらい、激推しです。

 

というのも、美白有効成分「トラネキサム酸」が入っているので、紫外線対策しながら美白スキンケアも同時進行できちゃうのです!

 

ピンクベージュの色味が肌をワントーン明るく見せてくれるので、くすみ悩みがある人は特に感動するはず。

 

SPF50+/PA++++の最強レベルなので、公園のみならずレジャーの場面でも大活躍します。

 

素肌っぽさを残したい時は、これに+コンシーラーで仕上げるのが私の定番。マスクにも色移りしにくいし、日常使いには神的アイテム。

 

 

美肌主義か、美白主義か。 あなたのライフスタイルに合わせて、最適な化粧下地を選んでくださいね。

 

PROFILE

美容科・馬場さおりさん

馬場さおりさんプロフィール写真
美容ライター、ときどき美容家。予防医学を基盤とした美容・健康法や、コスメ情報を発信。エステ専門業界誌の編集を務め、体験したエステ・スパは3桁超え。美容家としてメディア出演やセミナー活動も行う。

取材・文/松崎愛香