在宅勤務や時間差出勤による生活の変化で、朝の寝起きリズムが乱れている人も多いことと思います。寝覚めがスッキリせずに朝からダラダラしてしまい、なんとなく1日が過ぎてしまう…なんてこともあるのでは。 朝の心と体をしっかり目覚めさせ、快適なスタートを切るには「寝起きストレッチ」が効果的。ベッドの上で簡単にできる「寝起きストレッチ」を、理学療法士がご紹介します。

寝起きストレッチのメリット

 

PIXTA/プラナ

 

寝起きにストレッチには、以下のようなメリットがあります。

 

「覚醒モード」に切り替わる

寝起きは、体が睡眠モードから「覚醒モード」に切り替わるタイミングです。 このタイミングでストレッチをすることで、体温や脳の温度を上昇させて、効率的に覚醒モードに切り替えることができます。 寝起きストレッチで体や脳に「これから活動するぞ」という合図を送り、活動モードに切り替えるきっかけになるのです。

 

硬くなっていた筋肉がほぐれる

睡眠中にベッドや布団に面している部位は、圧迫を受けて血流が悪くなります。 また睡眠中は動きが少ないため、筋肉が硬くなったり動きにくくなっており、肩こりや腰痛の原因となることも。 寝起きにストレッチをすることで、血流を促進し、硬くなった筋肉を伸びほぐすことができます。