免疫力を高めるには〝ほどほど〟な有酸素運動がよい

 

いくら免疫力向上に有酸素運動が効果的とはいえ、追い込むような強度で行うと無酸素運動後のように免疫細胞が急激に減少してしまう可能性があります。 アスリートのように強度の高いトレーニングを日常的に行っている人は、逆に免疫力が低下して、風邪を引きやすいともいわれているのです。 そのため、免疫力を高めるには、体を追い込まない程度の〝ほどほど〟な有酸素運動がオススメといえます。

 

PIXTA/Ushico

 

有酸素運動といえば、ウォーキングやジョギングといったものがまず浮かびますが、新型コロナウイルスの影響で外出するのも悩ましいですよね。そこで、家でできる〝ほどほど〟な有酸素運動を紹介していきます。

踏み台昇降

高さ1030cmほどの台で、「昇る→降りる」という運動を繰り返します。家の階段、玄関の段差、足台などを利用して、ジワッと汗をかく程度、30分以上継続すると効果的です。

もも上げ足踏み

立った状態から、膝をおへその高さまで上げる足踏みを繰り返します。道具も必要なく、自分が立っているスペースがあればいつでもどこでも行える運動です。こちらもジワーっと汗をかく程度、30分以上続けると効果的です。

 

 

ただし運動は、免疫力向上に効果的といわれているものの、方法や負荷量、強度を間違えてしまうと逆効果となる場合もあります。気分が悪くなったり、痛みが出たりする場合は無理に行わないようにしましょう。 新型コロナウイルスの影響で外出する機会は減り、大人も子どもも運動不足が懸念されています。家でできる有酸素運動、ぜひ無理なく実践してみてくださいね。

 

 

文:rana