どこでもできる!試してみたい眠気撃退方法
生活習慣の改善が睡魔撃退に繋がるとしても、いきなり大きく変えるのは難しいもの。
「今すぐこの睡魔を何とかしたい!」という方のために、すぐできる眠気対策をご紹介します。
眠気撃退方法① カフェインを摂る
1番オーソドックスなのは、コーヒーや紅茶に含まれる「カフェイン」で脳を覚醒させる方法かもしれません。カフェインには先ほど紹介したアデノシンの働きを抑える作用があります。
しかしその効果はカフェイン摂取後約30分~1時間かかるため、眠くなりやすい、もしくは眠くなりたくない時間から逆算して飲むようにしましょう。
このほか、カフェインには他にも血流促進、老廃物排出促進など身体に嬉しい効果がいろいろ期待できますが、過剰摂取すると中毒症状を起こす恐れもあるので、気をつけてください。
眠気撃退方法② ガムを噛む
ガムが禁止されていない職種の方にはオススメの対策です。口を動かすだけでも脳が刺激され、集中力が上がります。 特に強い睡魔には、辛いガムや強力なミント味のガムなど、刺激のあるガムを上手に使って撃退しましょう。
眠気撃退方法③ 姿勢を正す
気づくと猫背になってウトウトしていませんか?
「姿勢が悪い」ということは、「身体が深呼吸しにくい状態になっている」ということでもあり、脳に送られる酸素量が通常より少なくなりがちです。
体内が低酸素状態に陥ると、睡魔が出てきます。眠くなったら1度姿勢を正し、何度か深呼吸をしてみましょう。
眠気撃退方法④ 身体を動かす
可能な範囲でいいのでストレッチをしたり、少しでも時間が取れるならば数分散歩したり、身体を動かしてみましょう。
固まっていた筋肉がほぐれて血流が良くなり、眠気覚ましの効果が期待できます。
無理をせず、時には仮眠を摂るのもおすすめ
カフェイン摂取やストレッチなどすぐに実践できるものから、食事や睡眠など生活習慣の見直しなど、睡魔対策はさまざまです。上手に組み合わせて眠い仕事時間を乗り切りましょう。
また10~25分ほどの仮眠でも、眠気の解消や集中力の向上などの効果が得られると言われています。どうしても眠気を抑えることができない場合は、昼食を早めに済ませて仮眠をとるのもよいかもしれませんね。
午後からはミスの許されない事務作業がある、集中力を高めたい!なんてときにはぜひ、お試しください。
文/佐藤仁美