仕事のしやすい職場づくりのためには、自分の成長だけでなく、後輩をきちんと教育して成長させていくことも大切。しかし、後輩に目をかけてしっかり育てようとしても、周囲の環境のせいでうまくいかない場合があります。

「後輩が育たない職場」あるある

以前ネット上で話題になっていたのは、「後輩が育たない職場」にありがちなパターンについて。最も多く挙がっていたのは、「教育係に必要なことを教える気がない」「先輩が常に上から目線」など、育てる立場にある人の問題でした。自分から学ぼうという姿勢も大切ですが、やはり先輩のやる気がないと後輩も育ちにくいのでしょう。

 

一方教育係を任されたことのある人のなかには、態度の悪い先輩や上司の存在を迷惑に感じている人も。「“1回で覚えて”とか無茶なこと言って、周りを困らせないでほしい」「最初はできなくて当たり前なのに、あからさまにイライラしなくても…」といった声が多く、後輩を受け入れない態度は職場全体の雰囲気も悪くしてしまうようです。

 

そんな悩める教育係へ向けて、先輩社会人からは実用的なアドバイスが。「自分から積極的に声をかけておくと後輩のほうから頼ってくれる」「自分も上司にたくさん質問して、職場全体で質問がしやすい雰囲気づくりを心がけると効果的」など、先輩としてお手本になるような姿勢を心がけている人が多くみられました。