<快眠のための食習慣3>夜のアルコール量を減らす

 

「お酒を飲むと眠れると思われがちですが、実際はその逆です。アルコールを摂取すると、約3時間後に、有害物質の〝アセトアルデヒド〟に分解されます。 これが交感神経を活性化して眠りを浅くし、さらには利尿作用もあるため、お酒を飲むと数時間後に目が覚める傾向があります。 さらにアルコールの影響で、舌のつけ根などの筋肉がゆるんで下垂し、気道がせまくなることも。いわゆる〝睡眠時無呼吸症候群〟です。 肥満した中年男性に多いと思われがちですが、やせ型の女性にも多く、いびきを指摘されたことがある人は要注意です」

(日比野先生)

 

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夕食時に飲むグラス12杯程度のお酒なら問題ありませんが、酔っぱらうほど飲んだり、寝る直前に飲んだりするのは避けましょう。睡眠の質が低下し、老化が加速する原因となります。