ファンデはリキッドが正解! 光の効果で適度なツヤ肌に
赤松さんによると「ファンデーションを塗るときに最も大切なのは、顔全体に均一に塗らないこと。眉の上、頬骨、あごの三角地帯の内側に塗って、高い位置を高く見せることが肝心です。 加齢によるトラブルはたいてい、顔の中心部にありますから、そこをほどよくカバーすることもできます」 まずは下地とファンデーションで、全体のベースをつくっていきましょう。
1.下地を塗る
化粧水や乳液で保湿した後、1円玉大の下地を手にとり、手のひらになじませます。顔全体を手のひらで押さえるようにし、体温と圧でなじませてください。 目尻のシワや小鼻、口もとなどのこまかい部分には、指でトントンと塗っていきます。これで顔全体のトーンが上がり、ファンデーションの厚塗り防止にもつながります。
2.ファンデーションを塗る
次に、ファンデーションを薄く塗っていきます。使うのは「リキッドファンデ」。パウダーに比べて、薄づきでももちがよく、自然な明るさに仕上がります。昔の製品のように〝毛穴に入って肌によくない〟ということもありません。 おすすめはピンクベースの色のもの。コーラルベースに比べ、疲れやくすみを自然にカバーできます。さらにパール入りを選ぶと、こまかな光の粒子が肌にフィットし、鏡面効果で肌が美しく見えます。
少ない分量でツヤ肌に見せるには、毛先が斜めに断ち落とされた、大きなナイロンブラシが役立ちます。ブラシにごく少量のファンデをとり、肌を磨いてツヤを出すイメージで、三角地帯の内側に薄く塗っていきましょう。 このとき、シミが隠れるほど厚く塗らないように!! 〝少しカバーされている〟くらいが目安です。このファンデーションの効果で、顔の中央部が高く見え、立体感のベースがつくられます。