同じ環境で育ったから共有できる子育て方針(あいさん/37歳/派遣社員)

 

iStock/daruma46

 

私の実家へ帰省したとき、近所の公園で幼なじみと再会しました。彼女も子ども連れで、聞いてみるとわが子と同級生。息子たちもすぐに仲良くなり、久しぶりの再会に興奮しながら、私たちは缶ジュースで乾杯。近状報告も山ほどあり、会話に花が咲きました。 なかでも盛り上がったのが、私たちの地元と都会の子育てギャップについて。というのも私の地元は、森や川など自然いっぱい。小さな村なので、どこを歩いても知り合いがいるような地域だったんです。子どもだけで遊びに行っても安心でした。 でもいまの子育てはというと、地域の公園でも不審者情報が度々報告されているため、6歳のわが子はまだまだ親なしで出かけるのは難しい窮屈な状況。自分の子どもの頃と重ねて、都会での子育てに物足りなさを感じていたんです。 この話をすると、彼女もまったく同じように思っていたとか。もっと自然に触れながら、やんちゃに遊んでほしいよねと…いまでは家族ぐるみでアウトドアに出かける仲です。同じ地域で同じ習慣の中、育った幼馴染と子育て方針が理解し合えて、本当に良かったです。