“罰則なし”で問題は解決する?

自転車の保険加入義務化について、ネット上からは「自転車ってすごいスピード出るのに、危険運転する人も多かったから良いと思う。自動車と同じくらい気をつけて運転してほしいな」「スマホ見ながらイヤホンで音楽聞いて運転してる人とか、ホント危ないですよね。保険が義務化されたらさすがに意識も変わるだろうし、大賛成です」といった声が続出。特に自転車の危険運転でヒヤっとさせられた経験がある人からは、歓迎する声が上がっています。

 

一方で、“義務化”といいつつ罰則がないことに不満を覚える人も。「無保険でも罰がないなら、努力義務だった時と同じ。何かペナルティをつけるべきでしょ」「今交通ルールを守らない人が、罰則もない新ルールを守るとは思えないですね」など、厳しい声が寄せられていました。たしかに罰則がない状態では、“ルールを守らない人”への強制力は弱いのかもしれません。

 

また自転車利用者の意識よりも、ルールやマナーに対する知識を問題視する声もあります。そもそも自転車を利用する際の知識を持っていなければ、ルールを守れないのは当然の話。保険義務化は自転車利用者にとって大きなニュースですが、課題はまだまだ残っているようです。