イタリア料理などに欠かせないトマトは、一品で料理に彩りを与えてくれる野菜。栄養も豊富で、中でも「リコピン」はテレビ番組デモにひんぱんに取り上げられる栄養素です。今回はそんなトマトを堪能するべく、様々な調理方法を見ていきましょう。

 

トマトと牛乳の組み合わせは栄養満点!

今年3月に放送された『あさイチ』(NHK)では、トマトの旨味や栄養吸収をアップさせる調理方法を特集。番組によると、組み合わせる食材によってトマトの魅力が引き立つそうです。

 

まずは栄養の吸収を高めるベストな組み合わせとして、「牛乳×トマト」が紹介されました。トマトを牛乳と混ぜ合わせると、乳脂肪分によってリコピンの吸収がアップ。また「トマト×昆布×オリーブオイル」の組み合わせでも、吸収を高めることが可能です。

 

栄養面だけでなく、トマトの旨味を引き出す組み合わせも知りたいところ。実はトマトのグルタミン酸と、「いりこ」に含まれるイノシン酸は最高のコンビ。組み合わせることによって旨味が約7倍にも上がります。

 

いりことの組み合わせは特に視聴者をひきつけており、ネット上では「旨味が7倍!? 意外と和食の食材にも合うんだね!」「そもそも“トマトに旨味がある”ってイメージすらなかった」といった反響が寄せられていました。