以前から過疎化や住民の高齢化などが問題視されてきた市町村は少なくありませんが、人を呼び込むために様々な施策をおこなう自治体も。

 

例えば青森県の今別町は先日、町民の定期代を半額にする取り組みを始めて注目を集めています。

人口減少を止める! 青森県今別町が取り組む大改革

今別町は1955年に今別村と一本木村が合併して誕生した町。津軽海峡に面しており、「青函トンネル」の入り口の町としても有名です。さらに2016年には北海道新幹線の「奥津軽いまべつ駅」が開業。

 

しかし今別町では人口の減少が長年の課題となっており、人々が住みやすい町づくりを進めてきました。

 

そのような中で今別町は、新幹線を含む交通機関の通勤・通学定期代を助成する取り組みをスタート。町には新幹線を使って市外の学校に通う学生も多いのですが、半額の値段で利用できるようになります。

 

この施策により、高校生を始めとした若い世代がより住みやすい町に。今別町への定住を促す取り組みとして期待されているそうです。

 

新幹線などの定期代半額に、ネット上では「“青函トンネルの町”っていうイメージしかなかったけど、定期代が安くなるならちょっと住んでみたいかも」「新幹線に乗って通学できるのはちょっと羨ましいな」といった声が。新たな町民を迎え入れることができるのか、今後の展開にも注目していきたいですね。