子どもの生活リズムはこう整える!
このような難しい状況下ですが、最小限でもできることを行ってほしいと思います。子どもの生活リズムを整えるため、次の4点に注意してください。
1.起床時は「朝日を浴びる」
上でも述べた通り、朝日は体内時計のズレをリセットするのに必須です。正しい生活リズムを維持するため、起床時にはカーテンを開けて朝日を浴びるようにしましょう。
2.就寝時は「静かで暗い環境」を作る
静かで暗い環境が整える習慣をつければ、子どもは就寝時に眠気がなくても自然と眠りにつくことがほとんどです。夜は決められた時間に「眠るための環境」を整えましょう。
3.昼寝をしない
生活リズムが乱れがちになると、昼寝をする子も増えていきます。しかし長すぎる昼寝は、夜間の良質な睡眠を妨げることがあるためNG。眠気が強いときは15~30分など、決められた時間だけ昼寝をするようにしましょう。
4.就寝前のスマホやタブレットはNG
スマホやタブレットの画面から放たれるブルーライトは、脳を覚醒させる作用を持つことが分かっています。就寝前にスマホやタブレットを観ると寝つきが悪くなりますので、控えましょう。
(※1)厚生労働省「子どもの睡眠」
(※2)厚生労働省「体内時計」
文︰成田亜希子