授業中に小説を書いていても怒られない!?
家庭での教育方法を見ていきましたが、超一流の学校が実施する教育方法も気になるところ。 今年1月に放送された『THE名門校 日本全国すごい学校名鑑』(BSテレ東)では、東大合格者数38年連続1位の「開成学園」に迫っていました。
同番組では自身も開成学園で育ったという校長に取材を敢行。教育方針についてたずねると、開成学園では「東大に行け」どころか「勉強しろ」とも言わないそうです。実際に同学園のOBも、「自主性をすごく大切にする学校」だったとコメント。例として“国語の授業中に小説を書いていたところ、先生にノートを取り上げられたことがある。次の時間に説教もなくノートを返され、開いてみると誤字脱字に赤が入っていた”というエピソードも明かしています。
また開成学園には情熱的なイベントが。5月に開催される運動会は高校3年生の生徒が、運営や下級生の指導などをおこないます。先生がほとんど手を出さない運動会の激しさは、OBが「その辺のかけっこをやるような運動会じゃなくてほとんど肉体格闘技みたい」と例えるほど。
子どもたちの自主性を重んじる教育は、学校にも取り入れられている方法だったようです。東大生の両親が実践していたテクニックを、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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文/内田裕子