特急列車の車いす席をネットで予約可能に!

今年2月に「近畿日本鉄道」は、特急列車の車いす席をインターネットで予約・購入できるサービスをスタート。これまで車いす席の特急券は駅窓口や旅行会社でのみ販売されていましたが、自宅からでも簡単に購入できるようになりました。ちなみにインターネットで車いす席を指定し、特急券を購入できるサービスは国内で初めてとのこと。3月14日デビューの新型特急「ひのとり」も、同サービスの対象に含まれています。

 

ありそうで無かった試みに、SNSなどでは「むしろ今まで無かったのが驚き。車いすを使ってる人が、わざわざ駅まで行って買わなきゃいけなかったのか…」「他の鉄道でも、車いす席特急券のネット販売が広まってほしい!」といった声が。今後の拡大にも注目が集まっているようです。

 

また「JR西日本」は今年2月、駅とホームの段差や隙間を解消する自動スロープ装置の実証実験を公開。ホームに埋め込まれたスロープが自動的にスライドしてくれるシステムで、こちらも全国初の試みとなっています。実用化されれば、駅員がいなくても車いす利用者が自由に乗り降りできる仕組みが実現するかもしれません。