見たことのないような調味料や、珍しい食品が販売されているスーパー「成城石井」。巷では“高級スーパー”というイメージも強いようですが、お客さんを引き寄せている理由は一体何なのでしょうか? 今回は、大ヒット商品を連発している成城石井に迫ってみましょう。

成城石井の商品にはこだわりが凝縮!

今年2月に放送された『サタデープラス』(TBS系)では、成城石井が人気な理由を特集していました。商品の陳列棚を見ていくと、どれもこれも“いいお値段”。しかし同店のバイヤーは「商品のこだわりを知ってもらえたら決して高くないと思っていただける」と熱弁しています。

 

番組では成城石井は本当に高くないのかを検証。一般的なスーパーと比べた場合、成城石井は売上に占める惣菜の割合が1~2割ほど多いです。それもそのはずで、成城石井の惣菜はなんと約280種類。スイーツもおよそ80種類と、ラインナップが充実しています。中にはスイーツを目当てに来店するお客さんも少なくありません。

 

ではどうして成城石井の惣菜は人気なのでしょうか? 通常のスーパーではバックヤードで惣菜を作るため、店舗によって味に違いが生まれてしまいます。しかし成城石井は東京に1カ所だけあるセントラルキッチンで惣菜を作り、全国の店舗へ配送。手作業を取り入れた製法で、プロの味を徹底的に追求していました。少し高く感じる値段の裏には、高いなりのこだわりが凝縮されているようですね。

1位にランクインしたのは「自家製プレミアムチーズケーキ」

同番組では成城石井の売り上げランキングも紹介。まず第3位にランクインしたのは、「自家製 国産豚のジューシー焼売」でした。1日におよそ2500パックも売れており、惣菜の中で人気No.1を誇る商品。具材には高級食材の干しエビ、干し貝柱、干ししいたけを練り込んでいるそうです。さらに「肉の旨味を引き立たせるため、肉は1度しか挽いていない」とこだわりの製法を説明していました。

 

2位の「ミックスナッツ大袋」は、一般的なミックスナッツとは一線を画す商品。定番のアーモンドやカシューナッツ以外にも、高価なマカダミアナッツが20%も入っています。さらに食塩や植物油は不使用なので、よりヘルシーな味わいに。

 

栄えある第1位に輝いたのは「自家製プレミアムチーズケーキ」です。年間120万本も売れている同商品はクリームチーズをたっぷりと使用し、表面にはクッキーのような生地が。濃厚なテイストとサクサク食感が同時に楽しめる一品でした。

 

成城石井の人気商品ランキングに、視聴者からは「ミックスナッツってどれも同じだと思ってた。そんなにこだわりがあるとは…」「チーズケーキは納得の1位。我が家でもヘビロテしてる」といった反響が寄せられています。

 

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贅沢すぎるパスタソースも販売!

成城石井は以前、他の番組で取り上げられたことも。昨年7月に放送された『バゲット』(日本テレビ系)では、スーパーマーケット研究家が「実際に食べて美味しかった成城石井のグルメ」を紹介していました。

 

まずはウニペーストをふんだんに使用した「生クリーム仕立ての贅沢濃厚ウニソース」から見ていきましょう。このソースに美味しさをプラスしているのは、チーズの王様とも呼ばれるパルミジャーノレッジャーノ。日本にはほとんど輸入されていませんでしたが、成城石井が3年もかけて契約にこぎつけたそうです。

 

続いてマレーシアのお汁粉を和風にアレンジした「成城石井自家製 モーモーチャーチャー」に注目。同商品は、プルプルな食感のブラマンジェを混ぜて食べる絶品スイーツです。ココナッツミルクを使っており、芋や豆などがトッピングされたパフェのような見た目をしていました。

 

多数の商品を紹介しましたが、本当の美味しさは1度食べて見ないとわかりません。ぜひ成城石井の商品を食べ比べてみてくださいね。

 

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文/内田裕子