大学に行くメリットは?

高いお金を払って子どもを大学に行かせるメリットはどこにあるのか。まず多く見かけるのが、「人生のモラトリアムとして必要」という意見です。社会人になる前の準備期間として、大学での生活が必要とのこと。しかし中には「モラトリアムとして大学に行くのは、お金の使い方としてあまりにもったいない」「モラトリアムなら何百万円も払って大学に行かなくても経験できるよね」と反論する人も少なくありません。

 

その他、就職での優位性を主張する声が。ネット上では「求人の条件で大卒だと免除される資格とかもあるし、独学で資格を取らなくても選択肢が広がるのはメリットかも」「なんだかんだ“大卒限定”の求人は未だにあるから、結局大学を出た方が就職は有利」などと指摘されていました。

 

また「職種や企業によるけど、やっぱり大卒かそうじゃないかでキャリアコースや収入は変わってくる」との声も。「大学を出た方が社会人として成功する」という考え方は未だに根強いようですが、「大学よりも専門学校の方が、社会に出たときに役立ちそう」「結局のところ大卒の人より、ちゃんとしたスキルを持っている方が評価されない?」と賛否両論のようです。