もうすぐ小学校入学の季節がやって来ます。そんななか親の悩みとしてよく耳にするのが「うちの子、ひらがな書けないけど大丈夫?」というもの。周りができているのにわが子だけできないと、不安を感じるのも当然です。注意点について詳しく解説します。
ひらがなの読み書きができるのはいつ?

文部科学省が定める教育課程によれば、ひらがなの読み書きは小学校1年生で学ぶことになっています。 小学校入学前に読み書きができなくても何ら問題はないはず。しかし現在では、小学校入学前にある程度の読み書きを習得している子がほとんどです。
幼児教育の大手「ベネッセ教育総合研究所」が行った家庭教育に関する調査によれば、年長児の66.8%、年中児の88.1%、年長児の97.2%はひらがなをすでに読めるとのこと。

また、自分の名前をひらがなで書ける子は年少児では44.8%に止まるものの、年長児では98.6%と非常に高い割合となっています。

この調査結果からも、小学校入学前にほとんどの子が、ひらがなの読み書きをある程度マスターしているということが分かります。