愛知県のワースト脱却に世間の反応は?
今回の結果を受け、ネット上からは「ワーストを脱出したからといって舞い上がらず、今後も更なる努力を重ねてほしいと思います!」「事故件数が減ったのはいいことだと言えそう。それでも年間156人が亡くなっているのは多いなと思う。脱ワーストすればそれでOKではないので、引き続き交通事故ゼロを目指して頑張ってもらいたい」といった声が上がっていました。
高齢者の免許返納や運転サポートシステムの発達などによって、全国的に見ても死亡事故件数は減っています。警察庁が今年1月に発表した「令和元年中の交通事故死者数について」によると、2019年の交通事故死者数は3215人で、前年と比べて317人の減少。3年連続で戦後最少を更新しました。
この結果を受けた国家公安委員会委員長は、統計発表資料で「政府をはじめ、関係機関・団体や国民1人ひとりが交通事故の防止に向け、積極的に取り組んできた結果だと考えております」「しかしながら、今なお多くの尊い命が交通事故で失われていることには変わりなく、子どもが犠牲となる痛ましい交通事故も依然として後を絶ちません」とコメント。
そして「交通事故を防ぐために、自動車や自転車の運転者、歩行者がそれぞれ相手の立場に配慮し、思いやりの気持ちをもって行動するようお願いします」と呼びかけました。