授乳中でも飲める成分①「アセトアミノフェン」

 

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「アセトアミノフェン」は授乳中に服用しても、子どもへの影響が少ないと考えられる成分です。その理由には、主に次の点が挙げられます。 ・使用経験が豊富


・子どもの解熱剤にも使われている成分


・効果を発揮できる時間が短い とにかく使用経験が豊富で、安全性が高いといわれます。子ども用の解熱剤にも使用されており、母乳を介して薬が移行しても、子どもが飲める量を下回っていれば影響は少ないという考え方。また、効果を発揮している時間は短いため、授乳のあとに薬を飲むなど、タイミングを調整することでより安全に使うことができます。

 

処方薬:カロナールなど
市販薬:タイレノール(武田コンシューマーヘルスケア株式会社)など

 

 

授乳中でも飲める成分②「イブプロフェン」

 

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イブプロフェンが、授乳中の子どもへの影響が少ない理由には、以下のような点が挙げられます。 ・母乳に移行しにくい


・効果を発揮できる時間が短い イブプロフェンは、飲んだ量の0.04~1.53%が、授乳を通じて子どもへ移行すると言われています

(※2)前述したように、10%未満であれば比較的安全と言われているので、この量はかなり少ないことが分かります。またアセトアミノフェンと同様に、効果を発揮できる時間が短いのも、使いやすい理由のひとつです。

 

処方薬:ブルフェンなど
市販薬:リングルアイビー(佐藤製薬株式会社)など