医師と患者にとって「スムーズな受診と的確な診断」は、立場は違えど思いは同じです。今回は医師である筆者の立場から、患者さんに「この準備をしてくれるとありがたい!」と思うポイントをまとめました。医師が「どんなところを見て診断しているのか」など、みなさんに理解していただけると幸いです。

1.症状や市販薬のメモを持参

 

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医師が患者さんの診察を行うときに重視するのは、検査の結果だけではありません。 「どのような症状が」「いつからあるのか」「きっかけは何か」など、患者さん自身から〝聞き出す情報〟も非常に大切です。 受診の際に、これらの情報が正確に詳しく分かると、スムーズな診察につながるケースが多いのです。 でも体調の悪いとき、診察時に自分の状態を事細かく説明するのはなかな難しいこと。うまく伝えられなかったり、伝え忘れがあったり。 そこでおススメしたいのが、受診時んは「メモ」を持っていくこと。

●症状の程度・状態
●発症してからの推移(数日分)
●使用した市販薬
●過去にかかったことがある病気

などをまとめて記載しておいてもらえると、診察を進めていく上で非常に役立ちます。

 

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