今年6月1日から施行される予定の“改正食品表示基準”に関して、消費者庁が「健康食品などに含まれる『指定成分』の表示を義務化すること」を決定。取り決められたルールが、ネット上で「もっと皆に知ってほしい!」と話題になっています。
“指定成分表示”が義務化されると何が変わるの?
改正食品表示基準では、健康食品などに使われる指定成分のうち“因果関係はハッキリしないが健康に悪影響が出る恐れがあるもの”を食品衛生法に基づいて指定。メーカーは健康被害の情報などを、都道府県へ届け出なくてはなりません。
この改正に伴って、健康食品などへ“指定成分が含まれていること”や“健康被害があった場合の連絡先”、“注意喚起の文章”の表示が義務化されることに。これまでのところ、報告が義務づけられる予定の成分はブラックコホシュ、プエラリア・ミリフィカ、コレウス・フォルスコリー、ドオウレンの4種。対象となる成分は、審議会や食品安全委員会などを開いて決定していくといいます。
今回の決定にネット上からは、「成分の働きを知らずに服用していると怖いから、こういう取り決めは助かる!」「サプリなどの健康被害に関しては以前から危惧してたけど、遂に国が動いたみたいですね」といった声が上がっていました。