相手の声が聞こえにくかったら…
ビジネスシーンでは“NG”とされる電話の“もしもし”。もちろん電話の音声が聞き取りづらい場合も、「もしもし?」と問いかけるのは適切な対応とはいえません。では相手の声が聞き取りにくいときは、どのような表現を使うべきなのでしょうか。
SNSやネット上を見てみると、対応の仕方はじつに様々のよう。「私は『もしもし?』の代わりに、『〇〇様?』って相手の名前を呼んで対応してるよ」「何度も電波が途切れてしまう場合は、『申し訳ございません、お電話が遠いようです』『電波が悪いようです』と素直に伝えるかな」といった意見が数多く上がっていました。
ちなみに後者のような言い方をする場合は1つ注意点が。ただ単に「お電話が遠いようです」とだけ伝えると、あたかも“電話口の相手が悪い”という印象を与えてしまいます。そのため電話の声が聞こえにくい際は、「恐れ入ります」や「申し訳ございません」と切り出すことがポイント。加えて「申し訳ございません、電波の調子が悪いみたいです」といった、“機械の不調”を原因とするような言い方がベターなようです。