「いっぱいいっぱいだ」と言ってもいい

いわゆる完璧主義だった武田さんは、「完璧を追い求めて追い込んじゃうことって、日常生活で意外と少なくない」と解説しています。「第一志望の学校に合格できないと終わりだと思ってしまう学生」や「出世コースから外れただけでやる気をなくすサラリーマン」など、身近な“完璧主義”の例を紹介しました。

 

武田さんは続けて、同じ境遇にいる人へ向けて「『できない自分』を認めて楽に生きてみよう」とアドバイス。できない自分を認めた上で肩の力を抜き、「『自分はいっぱいいっぱいだ』と言っていい」と温かいメッセージを送っています。

 

番組の視聴者からは、「実感のこもった言葉で感動。1人で頑張っちゃうところがある人は、潰れる前に声を上げなきゃダメだよ」「思い当たることがあってハッとさせられました。失敗してもいいって考えると、気持ちが楽になりますね」といった声が続出。

 

武田さんは「当たり前のことしか今日は言ってないんですが、これが僕の精一杯の授業です」と結び、授業を締めくくりました。