鮮やかな緑色が美しいジェノベーゼ。自宅で作るのは難しそうという印象ですが、ミキサーがあれば簡単に作れちゃいます。ソースを鮮やかな色に仕上げるコツは、ミキサーにかける直前まで、ミキサーとすべての材料を冷やしておくこと。これで綺麗な緑色に仕上がります。
パスタの具材は、まな板&包丁要らずのいか刺しを使うので、あっという間にできて、調理も片づけも簡単です。緑と白のコントラストが美しい「いかのジェノベーゼ」、バジルのフレッシュな香りをお楽しみください。
材料(2人分)
- パスタ(スパゲッティ)
- 160g
- いか(刺身用)
- 100g
- 塩・こしょう
- 各適量
- パルミジャーノレッジャーノ(粉タイプ/または粉チーズ)
- 適量
- 生バジル(飾り用)
- 適量
- 【ジェノベーゼソース】
- 生バジル
- 40g
- 松の実
- 30g
- にんにく
- 1片
- パルミジャーノレッジャーノ(粉タイプ)
- 15g
- オリーブオイル
- 100ml
- 塩
- ひとつまみ
作り方
1. バジルは洗わずにキッチンペーパーなどで軽く拭き、葉だけを摘みとる。松の実はフライパンで少し色づく程度に煎る。にんにくは半分に切って芯があれば除く。ミキサーとジェノベーゼソースの材料は使うまですべて冷やしておく。冷やしたミキサーに材料すべてを入れて攪拌し、なめらかにする。
2. 深めの鍋に3リットルの水を入れ、沸騰したら塩30g(分量外)を入れる。パスタを袋の表示より1分短めにゆで、ザルに上げる。このとき、ゆで汁をカップ1杯分ほど取り分けておく。
3. フライパンにジェノベーゼソースといかを入れて弱火にかける。ソースのまわりが少しフツフツしてきたら②を入れて手早くあえ、ソースが絡みにくいようであればゆで汁を少しずつたす。塩・こしょうで味を整え器に盛り、パルミジャーノレッジャーノ(粉チーズ)をふってバジルを飾る。
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PROFILE 田頭志保(たがしら・しほ)
フードコーディネーター・フォトグラファー。大学卒業後、新聞社にてカメラマンとして勤務。その後、料理と写真のテクニック、それに携わるフードコーディネーターの仕事に惹かれ、専門学校にて学ぶ。テレビや雑誌で現場技術を取得する傍ら、ロンドン〜中東での料理研究、写真活動を経て、現在フォトグラファー、フードコーディネーターとして活躍中。
取材・文/田川志乃 撮影/菅井淳子