「発達障害」の子どもと歩む秘訣
また、気をつけたいのが兄弟姉妹のこと。 療育や病院につれて行くなど、発達障害のある子どもは、親と2人で過ごす時間が必然と多くなります。 障害があるがために特別扱いすると、兄弟や姉妹がヤキモチを妬くケースも少なくありません。 同じように1対1で過ごす時間や、特別扱いする時間を設けることで、平等な関係を築けるようになります。
発達障害は、ときとして薬物療法が必要になることもありますが、「病気でなく特性」と捉え、得意を伸ばしていくことが障害を乗り越える秘訣です。 「2つのスキル」が身につくと、自由に好きなことに取り組み、周りに何でも相談できる明るい性格を持ち合わせることが多いでしょう。 一度しかない人生を自らの力で強く歩み、楽しく充実したものにできるよう、サポートしていきたいものです。
文:木村眞樹子