量よりも、目につくものを 隠してスッキリを実現

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2人の男の子を育てながら、片づけのプロとして2000軒以上のお宅を訪問してきた古堅さん。リビングを見ると物が目につかず、きれいに整頓されていそうに感じますが、「そう見えたら作戦どおりですね」と笑います。その作戦の内容を聞くと、「部屋がゴチャつくのは、物の量のせいじゃなくて、目につく場所に置くせいだと思うんです。だからうちでは、ちょい置きしがちなものをサッと入れられる“ざっくりボックス”を置いています」。

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それさえあれば目につく場所が散らからず、スッキリがキープできるというわけ。  また、収納の“中身”のゆるさも古堅さん宅の特徴のひとつ。  「仕事をめいっぱい詰めこむから時間がいつもたりなくて、毎日整頓なんてとてもムリ。収納の中なんて整ってなくても気にならないので“ほうりこむだけ”にして、家族に自分でやってもらいます」