避妊具を使用しない性行為や、コンドームの不具合などで「もしかして妊娠したかも!?」と、生理が来るまで不安を抱えた経験はありませんか? そんなとき妊娠を避けるために使用されるのが「緊急避妊薬」、いわゆる〝アフターピル〟と呼ばれる薬です。使用法と注意点について詳しく解説します。

 

緊急避妊薬を使用するとき

 

iStock.com/itakayuki ※画像はモデルを起用したイメージです

 

排卵期の女性が避妊なく性行為をした場合、妊娠する確率20代女性で30%ほど。年齢を重ねるとともに、徐々に確率は低下していきます。 確率からすると、必ずしも即妊娠が成立するわけではありませんが、予定外の妊娠の可能性を防ぎたいときに使用するのが「緊急避妊薬」です。 緊急避妊薬とは、女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン」を主成分とした薬です。

排卵や着床を妨げる効果があるとされており、避妊の失敗や性犯罪に巻き込まれた時などに、緊急的な避妊効果を得るために用いられます。

 

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