最後に残った食べ物は手に取れる!? 関西弁の「遠慮のかたまり」とは

“食べつくし系”の迷惑行為を取り上げましたが、反対に遠慮し過ぎて料理に手を出せない人もいる様子。“遠慮する派”からは「友達が頼んだ料理は申し訳ないのでもらいません」「もっと食べたいと思っても、なるべく控えるようにしてる」などの声が寄せられています。

 

昨年6月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、関西地方で使われる方言「遠慮のかたまり」を取り上げています。番組に登場した大阪出身のアイドル・ファーストサマーウイカさんは、「遠慮のかたまり」について「みんなが遠慮して最後に残ったやつ」と説明。皿に食べ物が1つだけ余った状態を指す言葉で、放置したままにすると「『遠慮のかたまり』が残ってるからはや食べ!」と言われることもあるそうです。

 

同番組の視聴者からは「初めて知った!」「そんな言葉があったのか」など反響の声が続出。中でも「遠慮のかたまり」に共感する人が多く、「友達と食事にいくと、よく『遠慮のかたまり』状態になる(笑)」「やっぱり最後の1つって取りずらいよね。私も遠慮しちゃうな~」といった声が目立ちました。

 

不満の声が続出した「食いつくし系」問題。みんなが平等に食事を楽しめるよう気を遣っていきたいものですね。

 

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文/内田裕子