冬に旬を迎えるブロッコリーは、ビタミン類や食物繊維などの栄養を含んだ野菜。せっかくなら豊富な栄養を余すことなく摂取したいものですよね。今回は栄養を無駄なくとれる調理方法をご紹介します。

ブロッコリーをゆでるのはNG!?

今年12月に放送された『ごごナマ』(NHK)では、管理栄養士・本多京子さんがブロッコリーのお手軽な調理方法をレクチャーしてくれました。まずはブロッコリーの栄養をキープするために、下ごしらえの方法から見ていきましょう。

 

ブロッコリーの効果的な洗い方は袋を使う方法。まず袋に水5カップを注ぎ、塩小さじ2を溶かします。ブロッコリーのふさふさした上部分を水に浸けて、袋を縛り30分くらい放置。この洗い方だと隅々までホコリが取れて、同時に塩味をつけることができるそうです。また本多さんは、“塩が入っていると加熱したときに色もキレイになる”と解説していました。

 

30分後に袋からブロッコリーを取り出し、600Wの電子レンジで3分強加熱。最後に茎を削ぎ取れば下準備完了です。ちなみに加熱したブロッコリーは、ざく切りにして保存袋へ入れれば冷蔵で4日間の保存が可能。冷凍する場合も同様に処理をすれば、2週間の保存が効きますよ。

 

正しい下ごしらえの方法を知った視聴者からは、「今までずっとブロッコリーを水道水でジャブジャブ洗ってた…」「下ごしらえが終わった状態で保存できるのはありがたい!」といった声が上がっていました。