気が休まらない義理の実家

関係性をどれぐらい深めればいいのか、匙加減が難しい親戚関係。以前ゼネラルリサーチ株式会社が行った「帰省」に関するアンケート調査を見ても、親戚関係に悩んでいる人の多さがわかります。

 

義理の実家へ帰省することについて妻に尋ねると、「休んだ気がしない(25.2%)」「気が進まない(23.0%)」という回答が上位を占めました。他にも「ストレスが溜まる(13.7%)」などと合計すると、半数以上がネガティブな答えに。この結果は「楽しみ(22.6%)」「楽ができる(11.1%)」といったポジティブな回答を大きく上回っています。

 

ネガティブな答えを選んだ人からは「気を遣って義理の両親と話すことにストレスを感じる」という声が。親戚の前では気楽にできないことが、帰省へのネガティブなイメージの原因なのかもしれません。

 

また同調査では、帰省時における夫の対応についても質問しました。義理の家族と接する時、夫に助けてほしいと思ったことはあるか聞くと、「はい」と答えた人は66.4%。しかし「義理の実家について夫は対応してくれましたか?」という質問には37.0%の人が「いいえ」と回答。実家で妻に協力的な夫は、まだまだ少ないようです。