こんな症状はPMS「月経前症候群」の疑いが

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生理前はホルモンバランスが大きく乱れるため、PMSでなくても不調を感じる人は多いもの。 しかし、生理前に次のような症状が強くあらわれる場合は、PMSの疑いがあります。

 

●情緒不安定でイライラしやすい
気分が落ち込みやすく、わけもない不安感を覚える
●集中力や注意力の低下
●日中の眠気や不眠
●動悸や突然の発汗
●食欲不振や過食
●めまいや立ちくらみ
●だるさや疲れやすさ
●下腹部の痛みや張り
●頭痛
●むくみ
●乳房のハリと痛み

 

PMS「月経前症候群」が起こる原因は?

 

PMSが起こるはっきりした原因は、残念ながら分かっていません。 しかし、生理前は2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌バランスが乱れる時期。 ホルモンバランスの急激な変化によって、脳内のホルモンや神経伝達物質に異常を来すことが、主な原因と考えられています。 女性の8割近くが生理前に何らかの深い症状を感じているとされているいっぽう、日常生活に支障をきたすほどのPMSを発症するのは約5%

(※1)。 特にホルモンバランスが乱れがちな若い女性が発症しやすく、日常生活の中ではストレスも大きな原因と考えられます。

 

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