ご褒美はナシ、でも挽回のチャンスを
それでもルールを守れずに騒いでしまった場合には、外に連れ出し、しっかり目を見て「ダメだ」と伝えます。この時点で、ご褒美はナシ。 筆者はここで、子どもが「静かにできる」と言えば院内に戻し、できたらしっかり褒めて挽回のチャンスを与えています。 静かにできたらしっかり褒め、その後に公園などに連れて行ってあげて、ストレス発散させるのがおすすめです。
子どもが待合室で騒ぐとママも疲弊しますが、「公共のマナーを教える絶好のチャンス」と前向きに捉えてください。 そしてうまくいったら「静かにできた子どもも、静かにさせられた私も、どちらもすごい!」と認めてあげてください。 がんばって子どもに向き合っているママの姿は、きっと周囲にも伝わっているはずです。
文:松本悠里香