年上女性との関係が居心地悪い
自分が長子だったり、育ってきた環境に安心して甘えられる「年上の女性」がいなかった人は、年配の女性との関係づくりが下手な傾向があります。 実は筆者自身がこのタイプ。年配の女性を前にすると「しっかりしているところを見せなければ」と考えてしまい、頼ったり弱みを見せたりする方法がわからないのです。 また実の母親に甘えられなかった人は、甘えることを「悪」だと感じてしまい、優しくされると「私が至らないせいだ」と考えてしまいます。 相手の好意を素直に受け取れず困惑してしまうので、その関係自体を「心地悪い」と感じてしまうのです。 思うに「しっかりしている」と「甘える」は同時に成立します。少々甘えたからといって、「頼りない人間」になることはありません。 「甘える」ことができるようになると、自分が楽になる場面が増えてくると思います。ぜひ試してみてください。
趣味や好みが同じわけでもない相手と、突然「仲良くする」ということ自体かなりハードルが高いもの。ましてやそれが「家族」になるとなればなおさらです。 「仲良くできなくて当然」と思いながらでかまいません。あなたのペースで、あなたなりのつき合い方や距離感を見つけていってくださいね。
文：矢島みさえ
