役作りのためにダイエット!

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

冒頭でも触れたように、中国版アカデミー賞で最優秀男優賞を受賞した笑福亭鶴瓶の演技が光ります。本作の撮影のためにダイエットをしたこともあり、普段のTVで観る、ニッコリ笑顔の鶴瓶さんのイメージとはガラリと違い、眼光に鋭さを感じます。死刑執行が失敗という、「死ねない人生」を送る秀丸が、訪れるはずのなかった第二の人生をどう歩むのかも、この映画のキーとなっています。

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

綾野剛演じるチュウさんは、言動も行動も特に問題を抱えているように見えないのですが、突発的な幻聴や発作に苦しんでいる患者です。秀丸がとった行動により、チュウさんも再び外の社会へ足を踏み出そうと決意するのですが、病院で働くスタッフとの会話もとても印象的です。

 

小松菜奈演じる由紀は、目を覆いたくなるほどの悲劇が何度も起きるのですが、秀丸、そしてチュウさんとの出会いで彼女も大きな一歩を踏み出します。