男性から女性に行われていたら、とっくに処分を受けてるような「セクハラ言動」。でも女性同士となると、その不快感はなんだか黙殺される気がすること、ありませんか? そのうえやってる本人には、セクハラだという自覚もなさそうで…。女性上司のセクハラ言動に悩まされるママたちに、お話を聞きました。
■「子ども3人って〝お盛ん〟なんでしょ?」(芽衣さん/38歳/通信関係)
私の上司は小学生の娘がいるママ。普段は子育てにアドバイスしてくれたり、洋服やおもちゃなどのお下がりをくれたり、とても頼もしい先輩です。ただ、ひとつだけ嫌なことが…それは「夫婦生活」を気軽に話題にすることです。 「ここ最近、旦那に触れていない」と不仲をアピールしていたかと思えば、「最近は求められることが増えた」と報告してきたり。聞いてもいないのに赤裸々に語ってくるんです。いくら女性同士でも女性しかいない部署でも、そういう話は苦手。ましてや職場ですからね。 つい先日も「子どもが3人もいるってことは、お盛んなんでしょ?」と言われてびっくり。「いやいや、そんなことないです!」と否定したのですが「またまた~、そんなこと言っちゃって~」とニヤニヤ。 確かに子どもは3人いますけど超計画的妊娠ですし、日常的にラブラブなわけでもなく…そもそも、そんなことを詳しく話すのも嫌。なので「そういえば娘さん、英語が得意って。すごいですよね~」と、彼女が自慢しやすい方向に話題をそらしていますね。