「せっかく義実家に帰省するから」と、気合を入れておしゃれして出かけた嫁たち。遠くへのお出かけだし、きれいな嫁だと思ってもらいたい! そんな健気な彼女たちを、容赦ない姑の牙が襲いかかりました。「働く気がまったくない」とダメ出しされた、嫁たちの悲劇をお聞きください。
■お姫様に台所仕事はさせられない!(麻由美さん/33歳/パート)
数年前の話です。義実家へ帰省したときのこと、私はお気に入りのロングスカートを履いて行きました。義実家は車で3時間ほどの距離にあり、ちょっとした旅行のようなもの。せっかくのお出かけだから、おしゃれしたかったんです。 でも、これが大間違いでした。笑顔で旦那と孫を迎え入れた姑でしたが、私の姿を見たとたん態度が一変。急に不機嫌になってしまったんです。そして「まぁ〜、お姫様みたいな恰好ね! すてきね~!」と、明らかな嫌味を言われてしまいました。 さらに、私が台所に入ろうとすると「お姫様は座ってて。そんなヒラヒラのスカートじゃ、台所仕事なんかさせられないわ!」と…それでも「やります!」と私が食い下がると「手伝う気があるなら、はじめからズボンを履いてきなさいよ!」と締め出されてしまいました。 その失敗体験以来、帰省時は必ずパンツにしています。