「むずむず脚症候群」は、医学用語で「レストレスレッグス症候群(Restless legs症候群:RLS)」「下肢静止不能症候群」とも言われ、文字通り脚がむずむずして眠れない病気のことをいいます。 妊娠してから夜眠れなくなったという人の中には、脚に異常な感覚を感じている人もいるのではないでしょうか。 詳しく解説します。
むずむず脚足症候群の4つの特徴
むずむず脚の症状は「むずむずする」だけでなく、いろいろな表現をされます。
ビリビリする、虫が這うような感じ、うずく、熱い、冷たい、痛い、身の置き所のない感じ、歩き回らずにはいられない、布団を剥ぎたくなる感じ。
いずれの症状も足を動かしたり、マッサージしたり、立ち上がったりすることで良くなり、シャワーをあてて、温めたり冷やしたりすることで良くなるという方もいらっしゃるようです。
また、夕方にかけて悪くなっていくのも特徴。夜寝ようと布団に入りじっとすると、足の症状が気になって眠れないということが起きてくるのです。 特徴は以下の4つの点です。
●脚を動かしたくてしょうがない
●静かに横になっていたり、座っていたりすると症状がでてくる、強くなる
●症状が夕方から夜にかけて強くなる
●歩いたり、脚をのばしたりして脚を動かすと症状がよくなる