結局転職しない人は約3割!
日々働く中で、一度は「仕事を辞めたい」と感じたことがある人は多いはず。特に仕事や環境にまだ慣れていない“新卒者”は、その傾向が強いと言われています。 では実際にどれほどの新卒者が「仕事を辞めたい」と思うのか、株式会社アックスコンサルティングが今年実施した「新卒1年目の仕事の意識調査」を見ていきましょう。
515名の男女に「新卒1年目で『仕事を辞めたい』と思ったことはありますか?」とたずねたところ、「ある」と答えた人は全体の64.1%でした。そこで、「『仕事を辞めたい』と思った時にどのような行動を起こしましたか?」と質問。回答には、「同期に相談した(18.8%)」「上司に相談した(18.2%)」「上司・人事部・同期以外の同僚に相談した(7.6%)」などがあげられていました。同じ会社の人への相談者は少なくないようです。
また新卒1年目で「仕事を辞めたい」と思った人たちに“その後は転職したのかどうか”を聞いてみると、最も多かったのは「転職していない(30.9%)」という結果に。「入社3年目以降」という回答も28.2%にのぼり、入社3年以内で転職をする人は約4割に留まっています。
仕事を辞めたくなったとしても、長く働き続けることで気持ちに余裕が生まれてくるのかもしれませんね。
文/古山翔
参照/株式会社アックスコンサルティング「新卒1年目の仕事の意識調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000012242.html