中森明夫さんの『青い秋』で昭和をプレイバック
最後に又吉さんがピックアップした作品は、『小説すばる』(集英社)で連載されていた『青い秋』。 著者は“おたく”という言葉を作った中森明夫さんで、かつて「新人類」と呼ばれていました。実名は明かしていませんが、同書にはとあるスターとのエピソードも記されているそう。ほかにも“おたく”誕生秘話など、昭和の最後から平成にかけての時代が描かれています。ちなみに現在は光文社から単行本化されているので、『小説すばる』のバックナンバーが入手できない場合は探してみてくださいね。
又吉さん激推しの3作に、視聴者からは 「ブラマヨの吉田さんってエッセイも書いてたのか。バラエティや漫才だけでなく、文壇でも活躍してるなんて多彩だな…」 「『図書室』のストーリーを熱く語ってるのを見て、読んでみようと思いました。小さい頃はおままごととか、色々なものになりきりながら独自の世界を作れてましたよね」 「昭和生まれの私からすると、『青い秋』はドンピシャ世代かもしれない。元号も変わったことだし、昭和をプレイバックしてみたいな」 といった反響が寄せられました。