染谷将太と永瀬正敏の思い出の味は?
映画公開前に開催された記念トークショーイベントには、主演の染谷将太さんと、父親役の永瀬正敏さんが登壇し、作中に登場した“思い出の味”について語ってくれました。
本作には、さまざまな料理が登場します。染谷さんが思い出の味はラストで食べたおはぎだそう。「食べると口の中の水分が奪われてむせてしまうのですが、作中では重要な役割を果たしています」とコメント。おはぎがきっかけで、染谷さん演じる麟太郎の気持ちが吐き出される場面は、ぜひ劇場でチェックして!
永瀬さんは役作りで太れないため、撮影中の現場の食事だけが楽しみだったと振り返ります。「時間がなくて現場からすぐに出発しなければならない日に、娘役の森七菜さんが握ってくれたロケ弁の炊き込みご飯のおにぎりを移動中に食べました。人の手が加わるだけで、こんなにも美味しいものになるのかと実感しました」と優しい笑顔で語っていました。
家族と一緒にごはんが食べたくなる映画『最初の晩餐』。映画館を出たら「何を食べようか」などと考えながら観るのも、楽しいかもしれません。
取材・文/タナカシノブ