今年も食欲の秋がやってきました。秋の味覚を思う存分堪能したいところですが、食材には“当たりはずれ”がつきもの…。そこで今回は、美味しい食材を見分ける方法をご紹介しましょう。

 

生椎茸のカサが開いているワケ


以前放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、美味しい秋食材の見分け方を特集。はじめに登場した食材はほんのりとした甘みが特徴の柿でした。柿を選ぶ際にチェックしたいのが、ヘタと果実の隙間。より甘くて美味しい柿はヘタと果実の間に隙間がありません。逆に隙間がある柿だと、栄養が上手く行き届かなかった可能性があります。そのため、隙間がない柿と比べて甘さが不十分なこともあるそう。

 

“秋の味覚”の代表格・焼き芋は切り端が黒いものがベスト。この黒い色の正体はさつまいもからあふれ出てきた蜜で、焼き芋だけではなく生のさつまいもでも同じ選び方が有効です。

 

次に紹介された「生椎茸」も、秋に旬を迎える食材。新鮮で美味しい生椎茸を味わうためには、カサがあまり開いていないものを選ぶのがコツです。椎茸はカサが開くにつれて胞子が成熟し、どんどんヒダから落下。カサが開ききった椎茸は多くの胞子が落下しているため、傷みやすくなっています。購入した椎茸は胞子が落ちないように、ヒダのほうを上に向けて保存してください。